【煙管レビュー02】福一 煙管 『憩(いこい)』 国産 [真鍮製]

煙管レビューの第二段
福一煙管の憩(いこい)です。

 

全長:11.5cm(4寸)
素材:真鍮にニッケルメッキorクロームメッキ

短めの延べ煙管です。
延べらしくとにかく手入れが簡単です。
モールやストローブラシでさくっと掃除がすんでしまいます。

使用感としては金属製の短い煙管ですので熱くなりやすいです。
また全長も短い事からクールスモーキングを心掛けないと舌焼けや辛い喫味になりやすいです。
特徴として本体が三角形をしているので、そのままおいても火皿が上を向きます。
刻みタバコの場合は吸っている途中で置く事はないと思いますが、紙巻きたばこやシガレットをこの煙管で吸っている場合には重宝します。

なにより短く持ち歩きに適しているので1本持っていても損はしない煙管だと思います。

 
 

【煙管レビュー01】福一 煙管 『盛(さかり)』 国産 [真鍮製]

日用品として使う普段使いの煙管を紹介していきます。
第一弾は福一煙管の『盛(さかり)』です。
 
 
全長:15.5cm(5寸)
素材:真鍮 

雁首、吸い口がころっとした大友形煙管です。
煙管を使い始めて4本目にこの煙管を購入しすでに数年使っています。
長さと言い吸い味と言いメインで使っている煙管になっています。
12cm(4寸)の煙管は小さくて持ち歩きには便利ですが、熱くなりやすく連続で吸うのには難があります。
普通に売られている一般的な長さの18cm~20cm(6寸~7寸)の煙管だと吸い味も良く製品も多いのですが、個人的な好みとして18cm(6寸)だとボールペンなどより少々長い感じなので持てあましていました。
そのような事からこの15cm(5寸)はしっかり煙も冷やされおいしく吸える上に持ち歩きでもあまり気にならない長さと言うバランスの良い煙管です。
もちろん全て真鍮で出来ていますので、手入れとしても週に一度ストローブラシと中性洗剤で洗えてしまいますし使っているうちに真鍮が曇って来ても真鍮磨き(ピカールなど)で磨いてあげればぴかぴかの状態になります。
ただし最初は真鍮製独特の金属臭が気になるかもしれません。
通常の使用で一週間も使えば気にならなく(ヤニのほうがにおいが強く)なってしまうのでこのあたりは慣れの問題です。
何よりあまり高価でもなく総金属製と言う事で取扱も神経を使わず手軽に使えるお薦めの煙管です。 
 

【煙管入門その7】刻みタバコの加湿

煙管と刻みタバコが手に入ってさっそく煙管ライフを満喫するにはもう一つおいしく吸う為の作業があります。
煙管を使うからには国産タバコ葉で作られた「こいき」をぜひとも味わってほしいところですが、買ってすぐにそのまま吸うとちょっと辛めです。

そのタバコ屋さんの保管しているコンディションにもよりますが、ほとんどの場合は「加湿」と言う一手間をかける必要があります。

タバコの葉はある程度の湿度を持たせて低温で吸うのが一番おいしいとされています。
ところが「こいき」の場合はパッケージが全て紙で出来ていて外部の湿度の影響を非常に受けやすい状態です。

これが夏場の湿度が高い状態ならばそのまま吸えるぐらいの加湿状態になっているのですが、乾燥している状態だと刻みタバコを丸めるのにも葉が折れてしまい粉になってしまいます。
そのような状態だと燃焼温度が上がりやすくなる事からも味わいも辛みが強くなりがちです。

さてここで加湿の方法ですが実は簡単に家庭にある物でも行う事が出来ます。

買ってきた「こいき」を開封せずにZIPロックなどのビニール袋に入れて、一緒にミカンの皮やキャベツの芯を入れるだけで適度な湿度が供給されます。
やさいが無い場合にはティッシュペーパーに水分を含ませて(タバコ葉に直接水分はつけないように気をつけましょう)一緒に入れておいても同じような効果が得られます。

買って来たばかりの乾燥している「こいき」なら24時間加湿をするぐらいで湿度が供給され吸い頃になるでしょう。

いちいち加湿するのが面倒な場合には「宝船」をチョイスすると手巻きたばこのようなパッケージでタバコ葉に適度な湿度が調整されて売られています。
パッケージもビニールパウチなので買って直ぐに最良の状態で喫煙できます。

そのような事からも一番最初に煙管で吸うのには「宝船」のほうがハードルが低いですね。
 
煙管でつぶやかれているコト
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